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300件記念座談会



ミーティア(以下ミ)「……で、なんであたしが出ることに……?」

ドローア(以下ド)「いいじゃないですか、ミーティアさま。作者のブログに、とは言っても、初登場ですよ! 初登場!」

ミ「あたしは座談会、2回目なのよ。まあ、前回はそれなりにスッとできたけど、メンバーによっては、あたしが被害者にされかねないからね。あまり出たくはなかったなぁ……」

アスロック(以下ア)「なんか、意外だな。目立ちたがり屋なミーティアらしくない」

ミ「ああ、『ザ・スペリオル〜夜明けの大地〜』であたしより先に本編に出たアスロック、いたんだ」

ア「いまのセリフ、なんかトゲがあった!」

ド「気のせいじゃないですか? 先に本編に進出したアスロックさん」

ア「ドローアまで!」

ミ「いや、実際ズルいわよね、なんでアスロックだけが本編進出?」

ア「いやいやいやいや! あれはファルカスが勝手に過去を回想しただけだから! 断じておれのせいじゃないぞぉ!」

ド「本編に出たことに変わりはないですよ、アスロックさん」

ア「炎の杖(フレア・ロッド)を構えながら言うのはよせ、ドローア! ミーティアも! 小声で呪文唱えない!」

ミ「……ちっ。」

ア「『……ちっ。』って! あー……、大体だなぁ、回想の中で本編に出たっていうのなら、ミーティアも出ただろう? 『マテそば』の第五話『生垣を隔てて』に。闇を抱く存在(ダークマター)の回想で」

ミ「あ、そういえばそうだったわね。記憶力の低いアスロックにしてはよく憶えてたわね、きっと誰もそんなの憶えてなかったわよ。実際、あたし自身も忘れてたし」

ア「生命(いのち)の危険を感じたからな。死にもの狂いで思い出したよ」

ミ「でも、あの回想の中でのあたしのセリフって『希望という名の光の中で、永遠の安息を得よ! 『闇を抱く存在(ダークマター)』!!』だけなのよね。やっぱり不公平だわ。ねぇ、そう思わない? アスロック」

ア「言いながら腰のエアナイフに手を伸ばすな!」

ミ「でもさあ、『『神族四天王』の力が込められ、霊明(れいめい)、聖竜(せいりゅう)、雷光(らいこう)、妖(あや)かしの名を冠された四種の宝石(ジュエル)を装備している『虚無の魔女』の称号を冠された女魔道士』としか描写されてないのよ、あたし。なんかこう、アスロックと比べると短くない? 描写」

ア「いや、それが意外とそうでもないぞ。おれなんて『黒い髪をした同い年の少年』だ。描写はミーティアのほうがずっと長い」

ミ「あ、そう言われればそうね」

ア「だろう?」

ド「あ、でもミーティアさまの場合、外見の描写は『四種の宝石(ジュエル)を装備している女魔道士』ですよ? 髪の色とかに関してはこれっぽっちも触れられていません」

ミ「あ、本当だ!」

ア「(小声で)ちっ、気づかれたか。なんとか軌道修正しないと」

ミ「あたしの外見、もっと描写してくれたっていいじゃない! こんなナイスバディを描写しないなんて、もはや犯罪よ!?」

ア「描写が少ないのをいいことに嘘をつくな、嘘を。胸なんてないに等しいじゃないか」

ミ「ほほ〜う? それなりに描写してもらった人間がそういうこと言いますか?」

ア「……しまった! もっと考えて発言するべきだった!」

ミ「あんた、いつも考えて発言してたの?」

ア「お前、仮にも仲間にそういう言い方は……。そういえば、いつも思ったことをすぐに口にしてるな、おれ」

ミ「でしょう? じゃあ、そういうわけで――」

ア「ちょっと待て! なんでそこで呪文詠唱を始める!」

ミ「すべての滅びを望みしもの――」

ア「しかも完全版の<聖魔滅破斬(ワイズマン・ブレード)>!? おい、それは当たったら、さすがにおれでもあっさり死ぬぞ! ……ええと、ええと……、そ、そうだ! どうせならいまここで自分の外見、描写すればいいじゃないか! そのための先行公開でもあるんだし!」

ミ「(呪文詠唱を中断して)それもそうね。アスロック、珍しくいいこと言った!」

ア「珍しくって……、いや、いい。これ以上波風立てたくない……」

ミ「じゃあ、まずあたしからね。――コホン。あたしはミーティア。フルネームは……言っちゃっていいのかな?」

ド「やめておいたほうがいいですよ、ミーティアさま。素性を予想されちゃいます」

ミ「それもそうね。……まあ、ドローアが『ミーティアさま』って呼んでいるあたりから、あたしの素性は予想されちゃいそうだけど。実際さ、ドローア。あたしのこと、呼び捨てでもかまわないのよ? そのほうが『親友』とか『仲間』って感じするし」

ド「それはそうかもしれませんけどね……。でも物心ついたときからミーティアさまって呼んでましたので、今更変えるのも、ちょっと……」

ミ「まあ、そうかもねぇ。んじゃ、さっそく自己紹介。出身地は『スペリオル共和国』――あ、『ザ・スペリオル』の段階では『スペリオル聖王国』ね。年齢はあたしの物語――『スペリオル』開始時、あー、つまりは『蒼き惑星(ラズライト)歴』1902年の段階で15歳。まあ、すぐに16になるわけだけど。言うまでもないとは思うけど、職業は魔道士。
 んで外見は、ポニーテールにしているオレンジ色の髪に、大きめの緑色の瞳。背が低いのと童顔なのとで実年齢よりも幼く見られがちなのがコンプレックス。ちなみに風の魔力をまとわせて切れ味を高めてある『エアナイフ』を両腰に一本ずつさしてあるわ」

ア「装備は黒いズボンタイプのローブに、地に着かんばかりの長いマント、でいいか?」

ミ「まあ、大体そんなもんね。あと、なで肩気味だからつけている銀色のショルダー・ガード。家族構成は父が一人に母が一人」

ア「いや、普通二人はいないだろ……」

ミ「茶々いれないでよ! えっと、それと姉が一人。あ、でもお母さんはあたしが小さい頃に死んじゃってるのよねぇ」

ド「ハードな家庭環境ですよねぇ、よく考えてみると……」

ミ「まあね。父親のほうにもお姉ちゃんのほうにも割と問題あるし。でもハードだからって嘆いていてもしょうがないしね。そうそう、この明るさがあたしの取り柄よ!」

ア「細かいことを気にしないだけ、とも言えることになんで気づかないかなぁ……」

ミ「そこ、うるさい! あと語ることって、何かあるかなぁ。あ、そうだ。あとは仲間との関係性、かな」

ア「それはちょっとしたネタバレを含みそうですね……」

ミ「気をつければ大丈夫でしょ♪ まずドローアは――って、どうしたの? アスロック、急に肩落としたりして」

ア「いや……、まずドローアとの関係を語るのか、と思うとわけもなく……」

ミ「なに? 拗ねてるの〜? わかったわよ。まずアスロックね。え〜と、彼は……」

ア「なんでそこで考え込む!?」

ミ「いや、なんでと言われても、……なんでだろ? う〜んと、とりあえず『旅の仲間』とだけ……」

ア「ミーティアにとって、おれってそれだけの存在なのか!?」

ミ「いや、だってねぇ……。……アスロック、ちょっと適当にそこら辺散歩してきて」

ア「なぜ!?」

ミ「いいから! ほら、早く!」

ア「だからなんで――」

ド「荒乱風波(ストーム・トルネード)っ!」

ア「どわあぁぁぁぁぁっ!?」

 (アスロック、ドローアの強風の術で遠くに飛ばされる)

ド「女心を解さない人は困りますねぇ、ミーティアさま♪」

ミ「ドローア、なにニヤニヤしてるのよ。それとあれ、ちょっとやりすぎたんじゃない? まあ、あたしとしては助かったけど。ええと、じゃあ、アスロックが戻ってくる前にちゃちゃっと終わらせちゃおう。
 アスロックは、うん、旅仲間は旅仲間なんだけど、ドローアやお姉ちゃんとはまた違った意味で頼りになるというか、背中を預け合える仲、とでもいうか……。まあ、悪いヤツじゃないわよ。それは本当。あたしの正体を知っても、ちっとも態度変わらなかったし」

ド「それだけですか〜? ミーティアさま〜? それにしてもやたらと早口でしたねぇ〜」

ミ「だ、だからなによ、そのニヤニヤ笑い!」

ド「いえいえ、なんでも」

ミ「……釈然としないけど、まあいいわ。突っ込んだら返って厄介なことになりそうだし……」

ア「ふぃ〜、なんでおれがいきなり吹き飛ばされなくちゃいけないんだ……」

ミ「あ、アスロックが戻ってきた。さて、次にドローアだけど――」

ア「で、おれとの関係、なんて説明するか決まったか?」

ミ「もう終わったわよ。で――」

ア「えっ!? おれ聞いてなかったぞ! やり直しを要求する!」

ミ「あー、もう無視無視! ドローアはさっきも言ったとおり、あたしの『親友』ね。物心ついた頃からの友人だから『幼馴染』でもあるかな。で、お姉ちゃんは、これは言うまでもないか。お姉ちゃんはお姉ちゃんだし」

ア「じゃあ、次はおれかな。ガルス帝国出身で、名前はアスロック・ウル・アトール。『蒼き惑星歴』1902年の段階で年は21。職業はファルカスと同じく魔道戦士。髪は黒で、あー、ちょっと寝癖がつきやすくて困ってたり困ってなかったり」

ミ「(額に手を当てて)どっちなのよ……」

ア「実際はそんなに困ってないな、短髪だから。目にもかからないし。あ、目の色はダーク・ブラウンだ。黒じゃないんだよな。身長は……割と高いほうに入るかな。おれの肩のちょっと下あたりにミーティアの頭があるくらいだし」

ミ「(拳を固めて)また人の神経を逆撫でするようなことを……!」

ア「やばっ……! (ここから早口で)あー、ショルダー・ガードはミーティアと同じ銀色だけど、おれのはちょっと大きめだな。それと魔道銀(ミスリル)で作られているのが違いといえば違いか。身に着けているマジック・アーマーも銀色。でもおれのはマジック・アーマーはマジック・アーマーでも物理攻撃によるダメージを徹底的に軽減できるように作られてるんだ。だからファルカスのみたいに精神魔術のダメージを軽減することは出来ない。
 あと特筆するべき点は……そう、おれの武器だ。とりあえずここでは『エアブレード』だと言っておこう。おれの場合、物語中に武器が変わるからな、下手に口を滑らせるわけにはいかない。あ、ファルカスも同様だけど」

ミ「あとは性格ね。朗らか、といえば聞こえはいいけど、それは『なにも考えてない』ってところからくるものだったりするのよね、困ったことに。だから基本、他人を疑うことを知らなかったり。あと、前述したとおり、とにかく記憶力が弱い。なんで魔術の詠唱文はちゃんと憶えていられるのか、あたしも不思議でならないわ」

ア「お前、そこまで言うか……? まあ、そのとおりではあるんだけどさ……」

ミ「あとは仲間との関係性、ね。言っとくけどバカなこと言ったらタダじゃ置かないわよ?」

ア「はいはい。ミーティアはうるさいやつだけど、まあ、頭脳戦では頼りになるやつだな。というか、こいつがいなきゃ、おれは『スペリオル』の割と最初の段階で死んでただろう。そういった意味ではすごく感謝してる」

ミ「(いきなり赤面)えっ……!?」

ア「あ、でもよく考えたら、あの事件に巻き込んだのって、ミーティアだったな。前言撤回」

ミ「なっ、なんでそういうことばかり憶えてるのよ!」

ア「死ぬかもしれなかった事件をあっさり忘れられるほど図太い人間じゃないぞ、おれは!」

ミ「うっ……。そこをあっさり忘れるのがアスロックのいいところでしょうが!」

ア「どこがいいところなんだ! あんな大事件を忘れる人間なんて、頭がどうかしてるだけだぞ!」

ド「あの、ミーティアさま、アスロックさん、本編ネタはやめましょう。色々とマズいですよ」

ミ「それもそうね……。はい、アスロック、続き続き」

ア「あ、ああ。で、まあ、あの事件以来おれはこいつから離れられなくなったわけだ。そういう意味では『離れられない関係』だな」

ミ「ちょっ……!? まだあたしとの説明だったの!? というか、誤解を招きそうなことをサラッと言うんじゃないわよ!」

ア「事実じゃないか、おれがお前から離れたら、お互い困ることになるし」

ミ「そ、そりゃそうだけど、もう少し言い方ってものが……」

ア「まあ、『マテそば』時ではおれはミーティアから離れても問題なくなってるんだけどな」

ミ「ぐっ……、ま、まあね……。でも、じゃあなんで『マテそば』では……?」

ア「そりゃお前、おれがいなきゃ暴走したときに止められるやつがいなくなるだろうに」

ミ「暴走って……! あたしがいつ暴走したっていうのよ!」

ア「自分の胸に聞いてみろ! さて、次にドローアだが、このパーティーのまとめ役、だな。もう少し成長すればミーティアの暴走も止められるようになるかも……、いや、やっぱり無理か」

ド「いえ、ここではそういうのを語るのではなく、アスロックさんが私にどういう感情を持っているかを……(ごにょごにょ)」

ア「あ、そっか。う〜ん、あ、ミーティアと仲がいいよな」

ド「いえ、そういうのでもなくて、こう、もっと私のことをどう思っているか、とか……」

ア「ドローアのことを? ええっと、そうだな……。あ、風の精霊魔術と神界術をほぼ全部使いこなせるからすごいよな」

ド「…………。もういいです」

ア「えっと、なんかマズった? ミーティアの姉のセレナさんは、とにかく物静かな人だからなぁ……。……癒される?」

ミ「なにその高評価!?」

ド「なんですかその高評価!?」

ア「いや、正直なところ、よくわからない人なんだよ、おれにとっては。優しい人だとは思うんだけどな……。とまあ、こんなところか。ほい、次ドローア」

ド「あ、はい。ドローアと申します(ぺこり)。ネタバレになりかねませんので、フルネームはご容赦ください。年齢はミーティアさまよりもひとつ上の16歳なんですけど、ミーティアさまと同じく童顔ですので、ちょっと下に見られることが多いですね、やっぱり。不快ではありませんが、愉快でもないです。職業は魔道士で、出身地はミーティアさまと同じです」

ア「……そつがないな」

ミ「エリートだからね、ドローアは……」

ド「髪は金髪で、肩のあたりで揃えてあります。瞳の色は緑で、額にはミーティアさま同様、黒いバンダナをしています。黒いローブもマントも着けていますが、私のはローブはロングスカートタイプで、マントは膝くらいまでの長さとなっていますね。まあ、全身黒ずくめの『いかにも魔女』って感じの服装をしているわけです」

ア「本気でそつがないな……」

ミ「そうね。ツッコミどころがなかった……」

ド「性格は……そうですね、一言で言うなら、『Kanon』の美坂 しお――」

ミ「わーっ! それは言っちゃダメーっ!(ドローアの口を塞ぐミーティア)」

ド「もがっ!? も、もがもががっ!? (しばしジタバタ。ややあってミーティアの手を口から剥がし)――ぷはっ! いきなりなにをするんですか、ミーティアさま」

ミ「あんたこそいきなり、なにメタなことを言いだしてるのよ!」

ド「いえ、でも実際、私の性格はあのキャラからトレースされてるんですよ? ならそれを説明したほうが効率いいです」

ミ「効率よくても問題あるでしょ! 色々と!」

ア「やれやれ、ドローアは優秀だけど、状況を無視してでも効率のいい方法をとろうとするところが問題だな」

ド「効率いいことのなにが問題なんですか、アスロックさん」

ア「いや、だってなぁ……。あ、そうだ。ドローアの最大の特徴、忘れてるぞ」

ミ「ああ、あのどこに仕舞ってるのかわからない、大量のエアナイフのこと?」

ア「そう、それ。以前、それを使ってファルカスといい勝負してたよな。妖かしの森で」

ド「ああ、そんなこともありましたね。……ファルカスさんって、もしかして、弱い?」

ア「いや、あいつは強いぞ。対モンスター、対魔族との戦いなら、という但し書きがつくけど。人間の――それも女性を相手にするのが苦手らしい」

ミ「なるほど。だから『夜明けの大地』の第五話で……」

ア「ああ、そういうことだ。意外とフェミニストなんだよな。いや、意外なのか?」

ド「まあ、ちょっと話が逸れましたけど、私にとってミーティアさまは『親友』や『幼馴染』である前に『敬愛するひ――」

ミ「わー! わー!! わー!!!」

ア「危な……。いま、危うくネタバレになるところだったぞ。そういや、ドローアはかなりのうっかり屋だったな。それでおれと戦うことになったこともあったし」

ミ「そういえばあったわね、そんなことも……ふぅ……」

ド「すみません。で、ミーティアさまの姉君、セレナさまは、やっぱり『敬愛する方』ですね」

ミ「ドローアの中でお姉ちゃんの扱い軽っ!」

ア「ともあれ、これで全部か? まったく、そつがないと思っていたら、まさかこんなにヒヤヒヤすることになるとは……」

ド「あ、いえ、もうひとつ」

ア「まだあるのか?」

ド「はい、でもその前に。――荒乱風波(ストーム・トルネード)っ!」

ア「またかあぁぁぁぁぁぁっ!?」

 (アスロック、再び遠くに飛ばされる)

ミ「ド、ドローア……?」

ド「これでよし。前述したとおりミーティアさまは、私が幼い頃より敬愛している方であり、その幸せを願っています。でも幸か不幸かアスロックさんはミーティアさまのお気持ちに気づいておらず……」

ミ「は? え? ちょっと?」

ド「また、物心ついた頃よりミーティアさまと過ごしてきた身としては、アスロックさんをそうあっさり認めることも難しく、正直、少しだけアスロックさんに嫉妬してしまったり……」

ミ「いやあの! ドローア!?」

ド「更に私自身、少なからずアスロックさんには好意を抱いてますので、ミーティアさまとアスロックさんの仲が親展してしまうのも、正直言うと辛くて……」

ミ「……え? マジ?」

ド「と、まあ、私を中心に据えて考えてみると、割とドロドロしてるなぁ、このパーティ、と思ってもみたり」

ミ「ちょ、え、じょ、冗談でしょ!?」

ド「とりあえず、ドロドロしているように感じられても、みんな仲はいいので、ご安心ください」

ミ「ちょっ! ドローア、マジ!? あいつのどこがいいのよ!?」

 (アスロック、戻ってくる)

ア「……なぁ、なんでおれは二回も飛ばされたんだ……?」

ド「(人差し指を自分の口元に持ってきて)秘密です♪」

ア「秘密ってなぁ……」

ド「これはアスロックさんが自力で気づいてこそ、意味のあることなんですよ」

ミ「というか、アスロックは知らなくていいのよ!」

ア「――理不尽だ……(嘆息)」

セレナ(以下セ)「じゃあ、最後は私ね」

ア「セレナさん、いつからここに!?」

セ「え……、最初からいたんだけど……」

ミ「ダメよ、お姉ちゃん! いたんだったらもっとしゃべらないと! お姉ちゃん無口なんだから、いないものとして扱われちゃうわよ!」

セ「…………。と、とにかく、自己紹介を。出身地は……ミーティアと同じだし、フルネームは明かせないし……。唯一言えることは19歳ってことだけ?」

ド「えっと、外見を説明すればいいと思いますよ? セレナさま」

セ「そ、そうね。ええと、髪の色は黒で、腰のあたりまで伸ばしています」

ミ「…………」

ア「…………」

ド「えっと、終わりですか?」

セ「え? あ、瞳の色は青ね」

ド「…………」

ア「…………」

ミ「ああもう! じれったい! 代わりにあたしが紹介する!」

ド「セレナさま、無口ですからねぇ……」

ア「やっぱり、よくわからない人だ……」

ミ「お姉ちゃんの見た目を一言で表すなら『線の細い美人』ってところね。落ち着きがあるせいか、19よりも上に見えたり……。服装は巫女だから、ゆったりとした巫女の法衣に首にゆるく巻いてある白いケープ、と。こんなところね」

ア「性格も外見も見事にお前と正反対だな、ミーティア」

ミ「うるさいわね! 性格のほうはともかく、あたしとお姉ちゃんが外見的に似てないのは当たり前なのよ! どうして似てないのかはネタバレになっちゃうから言えないけど……。……ああもう! 言えないこと多すぎ! これも一向に『スペリオル』を書かない作者が悪い!」

ド「確か、いまは恋愛モノを書きたいって言ってましたよね?」

ミ「恋愛モノなんて、『スペリオル』でやりゃいいじゃない! 『スペリオル』で!」

ア「お前をメインキャラにして恋愛モノが成り立つのか?」

ミ「い、痛いところを突いてくれるじゃないの……。よし決めた! いまから作者に文句言ってくるわよ! これを読んでるみんなも! あたしたちの活躍を早く見たいと思うなら、コメント欄にどしどしリクエストを送ってね! あの性格の作者だもの! コメントがあればきっと執筆するわよ!」

ア「いや、無理じゃないか? いまはファルカスの物語を書いているところだし」

ミ「とにかく行くわよ!」

ア「はいはい、わかったよ」

 (走り出すミーティアとアスロック)

ド「待ってください、ミーティアさま、アスロックさん!」

 (あとを追うドローア)

セ「……それでは(ぺこり)」



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